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地主神社・えんむすび祈願さくら祭

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清水寺舞台の北隣にある恋の神様です。

素敵なご縁を授かって、季節だけでなくハートにも春を呼びたい方へ朗報!縁結びの神様恒例の春の行事です。

古来より謡曲や詩歌などで知られた地主権現のさくら祭では、白川女による地主桜の献花・献茶や、謡曲「田村」「熊野(ゆや)」披露の後、俳句の朗詠や縁結び祈願などが行われます。

参拝者全員に平和開運御守りが無料で配布されます。

また有名な地主桜は八重と一重の花を同時に付ける珍しいもの。

付近では最も遅く開花し、黄桜と共に見応え充分です。


日本の神様  ~宮司・中川 平~

日本の神さまは八百万の神として知られ、宇宙・世界・森羅万象のすべてのものに神が宿るという考え方であります。

日本の神さまは、太陽・月・山・川・森・岩・石すべてに神霊が宿り、人間に幸福を与えてくださると考えたのです。

特別な教義というより、自然・宇宙・世界=神の存在と考えたのです。

人間もこの地球上に、他の一般生物同様に生かされて今日に至ったのであります。

地主神社の歴史は遠く神代に及ぶといわれ、東山の宝来山不老長寿の霊山に鎮座されています。

近年、ニューヨークの原子物理学者ボースト博士の研究によれば、地主神社の創建は縄文時代、約1万年前だということが、恋占いの石の測定で実証されました。

古代の人々は、太陽・月・山・川・森・岩石などを神と仰ぎ、感謝の毎日を送っていたに違いありません。地主神社は土地の守り神でもあります。

この地上における人間の営み、人と人との出会い、男女の縁、親子の縁、商取引の縁、学校の縁…などを考えれば、人間の出会いによって幸福な人生を送る人もあれば、不幸な一生を送る人もあります。

心の安らぎ、心の平安こそ大切なことです。

宇宙自然という無限の神から、人間へのありがたいメッセージ・贈り物を授かり、生かされている日々に、感謝の念を忘れてはなりません。

毎日の感謝の祈りこそ大切なことです。

老若男女を問わず、毎日たくさんのご参拝の皆さまをお迎えして、神明に奉仕する喜びを感謝いたしております。

最近は、アメリカ・ヨーロッパ・中国などの人々でも、神道を理解する方々が増えてきました。

ニューヨークからわざわざ御礼に来られる方もあり、日本の神さまは全世界の人々の幸福、世界の平和、友好親善にもご利益を日々お授けくださいます。

愛と平和の社会をめざし、神道の精神が世界のすみずみまで広がることを願っています。




今月の宮司の言葉


平成21年4月「御車返しの桜」「えんむすび祈願さくら祭り」「白川女」



春爛漫の頃となりました。

吉田兼好は『徒然草』で江戸時代の桜の見頃を次のように予想しましたが、今年は暖冬だったせいか桜の開花もずいぶん早いようです。

   花のさかりは…(中略)…立春より七十五日、おほやうたがはず。(『徒然草』)
   (桜の花盛りは、立春から七十五日目でだいたい違いない)

もともとお花見は、神様といっしょに美しい花を愛でながら春の訪れに感謝し、豊作を祈願する儀式でした。

桜の咲き方を見て農事を始めることも多く、次のような歌も詠まれています。

   あしびきの山の桜の色見てぞをちかた人も種はまきける(紀貫之)
   (山の桜が咲いたのを見て、あちらの人も種をまいたのだなあ)

山に自生していた桜を宮中に植え、その花の下で詩や歌を詠む宴を催したのが嵯峨天皇です。

それが記録に残る最初のお花見とされ、以来、貴族たちの間でお花見が盛んに行われるようになったそうです。

地主神社には、そんな嵯峨天皇もご覧になったという「御車返しの桜」とも呼ばれる地主桜があります。

一本の桜の木に一重と八重の花をつけるというめずらしい桜で、謡曲「田村」「熊野」でもその美しさが讃えられています。

   それ花の名所多しといへども…(中略)…地主の桜にしくはなし(謡曲『田村』)
   (花の名所は数多くあるけれど、地主の桜に勝るものはない)

4月19日の「えんむすび祈願さくら祭り」では、ゆかりの謡曲「田村」「熊野」を奉納いたします。

また、地主桜は、京に都があった頃には“白川女の花使い”によって禁裏御所にも毎年献上されていました。

さくら祭りでは、この白川女による献花式もとりおこないます。

   この花の一節(ひとよ)のうちに百種の言(こと)ぞ隠(こも)れるおほろかにすな(『万葉集』)
   (この桜の枝には多くの言葉がこもっています。だから、おろそかにしないで)

桜の一枝に手紙を添えて、恋人に贈った歌です。

咲き誇る桜に募る恋心を重ねたのでしょうか。

地主神社では地主桜をはじめ、この頃にはツツジや牡丹、小手毬なども美しい花を咲かせます。

どの花も春の息吹にみち、神様のお力があふれています。

どうぞそのご利益を授かりにご参詣くださいませ。おしあわせに。




毎月第一日曜日の「えんむすび地主祭り」でも「縁のふしぎ」など宮司のお話がございます。



地主桜

一本の木に八重と一重の花が同時に咲く珍しい品種。嵯峨天皇行幸の折、地主の桜のあまりの美しさに、三度、御車をお返しになった故事より、別名「御車返しの桜」とも呼ばれる。

京に都があった頃は、『白川女の花使い』によって、毎年禁裏御所にもこの桜が届けられた。

現在の地主桜は、円山公園のしだれ桜等の桜守として知られる、佐野藤右衛門(考証:井上諍蔵)によって献木された。

さくら祭りの頃、背後の黄桜(ウコンの桜)と共に満開となり、その気品と風格のある美しさで境内は華やぐ。



アクセス

市バス206「清水道」

料金: 清水寺の入山料300円

お問合せ: 075-541-2097


http://www.e-kyoto.net/
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by taoya3 | 2009-04-14 11:29 | 京都歳時記