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法金剛院



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法金剛院 [花のお寺]

古寺を訪ねて 女一人旅

JR山陰本線(嵯峨野線)「花園」駅下車。

丸太町通に沿って左手(西)の方向に約200m進むと、道路北側沿いに門があります。

京都市の西郊、双ヶ丘のなだらかな丘陵の東南麓に位置し、歴史は古く平安時代の初めにさかのぼるお寺です。

当時多くの貴族が双ヶ丘を背景として山荘を造り、その中で最も著名なものが右大臣・清原夏野の山荘でした。

法金剛院は夏野の死後この山荘を寺としたもので、初めは双ヶ丘寺といいました。

その頃、珍しい花や美しい花を植えていたので「花園」という地名が生まれたといわれています。

のちに文徳天皇が大伽藍を建て、天安寺としたのを大治5年(1130)、鳥羽天皇の中宮待賢門院が復興し法金剛院としました。

仏殿には本尊の阿弥陀如来坐像をはじめ十一面観世音菩薩座像・地蔵菩薩・僧形文殊菩薩など多数の仏像が安置され、重要文化財に指定されています。

仏殿はやや奥まった場所にあるので、見逃さないよう拝観見学してください。

境内の東側一帯には、待賢門院が極楽浄土として造園させた池泉廻遊式庭園が広がります。

法金剛院は「花の寺」として有名で、庭には四季折々の花が美しく彩りを添えます。

中でも80種類以上もある蓮が見事で、苑池や鉢に植えられ「蓮の寺」とも呼ばれています。

夏季は池の水面が殆ど見えなくなってしまうほどに、蓮が咲き競います。

庭園の北端には僧林賢と靜意の作である、巨石を並べた「青女の滝」を観ることができます。

この庭園は数少ない平安時代のもので、作者が明確であり遺構がそのまま残っているだけに貴重なものとされ、国の特別名勝に指定されています。

花の種類が少ないこの季節ですが、一年を通して境内から花がなくなることがありません。

池のほとりに、ムラサキシキブの紫色の実を観ることができます。

法金剛院は車の往来の多い喧騒から、全く別の空間へと誘ってくれる魅力あるお寺です。
 
アクセス

JR嵯峨野線(山陰本線)「花園」徒歩5分

拝観料

400円 /拝観時間:9時~16時
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by taoya3 | 2007-04-15 09:25