カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

京都世界遺産

d0116099_16413063.jpg

鹿苑寺

通称金閣寺(きんかくじ)、山号は北山(ほくざん)。

1994年に古都京都の文化財として世界遺産に登録された。

中心となる建築物である舎利殿を「金閣」、寺院全体を「金閣寺」と通称する。

通称「金閣寺」の由来となった金閣は、漆地に金箔を押した三層の建物で正式には舎利殿と称する(金箔を貼るのは二・三層のみ)。

初層・二層・三層のそれぞれに異なる様式を採用した特異な建築である。

初層は寝殿造風で「法水院」(ほっすいいん)と称し、中央に宝冠釈迦如来像、向かって左に法体の足利義満像を安置する(安置仏像を「阿弥陀如来」とする資料もある)。

二層は住宅風(武家造)の「潮音洞」で、岩屋観音像と四天王像を安置する。

三層は禅宗様の仏殿風で仏舎利を安置し「究竟頂」(くっきょうちょう)と称する。

屋根はこけら葺きで上には鳳凰が飾られている。

鹿苑寺金閣は第二次大戦前から(旧)国宝に指定されていたが、1950年(昭和25年)、学僧・林承賢(当時21歳)の放火により炎上(金閣寺放火事件)。

林は寺の裏山で自殺を図った。

建物は全焼し、国宝の足利義満像も焼失した。

なお、屋上にあった鳳凰は火災以前に取り外されていたため焼失をまぬがれ、現存する。

この事件は三島由紀夫の小説『金閣寺』、水上勉の小説『五番町夕霧楼』・『金閣炎上』の題材にもなっている。

現存する金閣は1955年(昭和30年)に旧状どおり再建されたものである。

なお、上層の天井板は「楠天井の一枚板」であったと伝えられるが、焼失のため、現在となっては真偽は定かでない。

後に8代将軍・足利義政は祖父・義満にならい、銀閣を建てた。

この地には、鎌倉時代の元仁元年(1224年)に藤原公経(西園寺公経)が西園寺を建立し、あわせて山荘を営んでいた。

これらは公経の子孫である西園寺家が代々所有していた。

同氏は代々朝廷と鎌倉幕府との連絡役である関東申次を務めていたが、幕府滅亡直後に当主・西園寺公宗が後醍醐天皇を西園寺に招待して暗殺しようと企てたという容疑がかけられて処刑されてしまい、西園寺家の膨大な所領と資産は没収されてしまう。

このため、西園寺も次第に修理が及ばず荒れていった。

1397年(応永4年)、足利義満が河内国の領地と交換に西園寺を譲り受け、改築と新築によって一新した。

この義満の北山山荘は当時「北山殿」、または「北山第」と呼ばれた。

邸宅とは言え、その規模は御所に匹敵し、政治中枢の全てが集約された。

義満はここで一切の政務を行った。その後、義満は征夷大将軍を子の義持に譲ったが、実権は手放さず、北山殿にあって政務を見た。

義満の死後、義持によって北山殿は舎利殿を残して解体され、禅寺とされ鹿苑寺と名付けられた。夢窓疎石を勧請開山(名目上の開山)としている。

応仁の乱では、西軍の陣となり建築物の多くが焼失した。



方丈 - 江戸中期の建築。


陸舟(りくしゅう)の松 - 方丈北側にある足利義満手植えと伝えられる松。京都三松の一つ。

大書院 - 江戸中期の建築。伊藤若冲の障壁画(襖絵)で知られていたが、保存上の問題から承天閣美術館に移管され(下記文化財の項を参照)、現在は加藤東一によって「淡墨桜図」「大杉図」「日輪図」「月輪図」「鵜之図」「臥竜梅図」「千鳥図」「若竹図」等が描かれている。


銀河泉 - 足利義満がお茶の水に使ったと伝えられる泉。

厳下水 - 足利義満が手洗いに用いたと伝えられる泉。

夕佳亭(せっかてい) - 金森宗和好みと伝えられる茶室。

寄棟造り茅葺、三畳敷の席に勝手と土間からなる主屋に、切妻造り柿葺で二畳敷の鳳棲楼と呼ばれる上段の間が連なっている。

明治初年に焼失したため、現在の建物は明治7年に再建されたもの。平成9年にも解体修理を行っている。

なお三畳敷の床柱は茶席としては珍しく南天の木が用いられており、殊によく知られている。

庭園 - 金閣を水面に映す鏡湖池を中心とする池泉回遊式庭園で、国の特別史跡、特別名勝に指定されている。

鏡湖池には葦原島、鶴島、亀島などの島々のほか、畠山石、赤松石、細川石などの奇岩名石が数多く配されている。


鹿苑寺は世界遺産(古都京都の文化財)に登録されており、庭園は国の特別史跡、特別名勝に指定されている。


アクセス

市バス

金閣寺道下車 徒歩5分/金閣寺前下車 徒歩約1分

駐車場情報

大型バス 30台分 1000円/1時間マイクロバス 500円/1時間


自家用車 300円/1時間

二輪 100円/1時間

車椅子による見学 一部不可

拝観

開館時間 9:00 - 17:00

見学所要時間 約 40 分

休日

休館 無休

備考 受付終了:17:00

料金     一般  障害者割引

大人  400円   300円

大学生 400円   300円

高校生 400円   300円

中学生 300円  *要手帳

小学生 300円


正式名称 鹿苑寺 (ろくおんじ)

通称名称 金閣寺(通称) (きんかくじ)

住所 北区金閣寺町1
[PR]
by taoya3 | 2007-04-13 16:44